「スプレッドが広い/狭い業者はどこ?」
「隠れスプレッドって何?」
「スプレッド低くてスキャできる業者ないの?」
そんな当たり前な疑問を持つ人も多いです。
スプレッドで無駄な出費を出したくはないですよね。
そこでこの記事ではスプレッドが広い/狭い業者から、変動制または固定制スプレッドの業者、隠れスプレッドがない業者まで、詳しく解説します。
- スプレッドが一番狭いのはiFOREX
- 海外FX主要業者のスプレッドが一目で比較できる
- 口座ごとのスプレッドを比較します
- 海外FX主要会社の特徴がわかる
- 海外FX会社のスプレッドの仕組みがわかる
- 海外FX会社スプレッドを比較した結果おすすめはiFOREX
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海外FXにおけるスプレッドとは?
- スプレッドとは?
- pipsとは?
海外FXのスプレッドとは?
スプレッドとは、買うときのレートと売るときのレートの差額のことです。なぜこのような差額がついているかというと、スプレッドが海外FX業者の実質的な手数料になっているからです。
この差額が狭ければ狭いほど取引コストが低くなります。
例えば、上の画像では売り注文が「125.900」買い注文が「125.915」となっています。
このレートで通貨を買った瞬間に売ると1.5の差額で損をしてしまいますよね。これがスプレッドが見えない手数料と呼ばれる理由です。
このレートが小さければ小さいほど良心的です。せっかくならスプレッドの狭い業者を使いたいですね。
海外FXでよく言うpipsとは?
pipsとは「percentage in point」の略で、FXでの通貨の共通単位として使用されています。pips(ピップス)は、pip(ピップ)の複数形です。
FXでは様々な通貨が取引されていますが、「円が何円変動した」「米ドルが何ドル下げた」「ユーロが何ユーロ上げた」など各通貨単位で表現すると、あらゆる通貨を扱っている業界ではミスが生じやすくなります。
そこで、通貨の共通単位を統一したのが「pips」です。異なる通貨ペアであっても共通の単位で表すことで混乱を避けています。
FX業者が米ドル/円のスプレッドを1pipで提示している場合「1ドルにつき1銭の手数料がかかります」ということを示しているのです。
- 1万通貨(1万ドル)取引の場合:10,000×0.01=100円
- 10万通貨(10万ドル)取引の場合:100,000×0.01=1,000円
- 100万通貨(100万ドル)の取引の場合:1,000,000×0.01=10,000円
このように、スプレッドはpipsを用いることで表わしていますので覚えておきましょう!
海外FX主要業者のスプレッド比較表【メジャー通貨ペアで比較】
まず、人気の高い海外FX主要会社のスプレッドを見てみましょう。ここでは、海外FX業者のスタンダード口座をメジャー通貨ペアで比較してみました。
<FXGT・XMTrading>のスプレッド比較
主要通貨ペア | FXGT | XMTrading |
---|---|---|
USDJPY | 1.4 | 1.6 |
EURJPY | 2.0 | 2.6 |
GBPJPY | 3.2 | 3.5 |
AUDJPY | 3.4 | 3.0 |
EURUSD | 1.6 | 1.6 |
GBPUSD | 2.1 | 2.3 |
AUDUSD | 1.9 | 1.8 |
<IronFX・BiGBoss・iFOREX>のスプレッド比較
主要通貨ペア | IronFX | BiGBoss | iFOREX |
---|---|---|---|
USDJPY | 2.2 | 1.5 | 0.8 |
EURJPY | 3.0 | 1.9 | 1.2 |
GBPJPY | 5.1 | 2.4 | 2.3 |
AUDJPY | 4.9 | 1.8 | 3.0 |
EURUSD | 2.2 | 1.9 | 0.7 |
GBPUSD | 2.5 | 2.1 | 1.0 |
AUDUSD | 2.5 | 2.0 | 0.8 |
この会社のなかで、USDJPY(米ドル/円)・EURJPY(ユーロ/円)・EURUSD(ユーロ/米ドル・GBPUSD(ポンド/米ドル)・AUDUSD(豪ドル/米ドル)のスプレッドがもっとも狭かったのは、iFOREXです。
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<AXIORY・TitanFX>のスプレッド比較
主要通貨ペア | AXIORY | TitanFX |
---|---|---|
USDJPY | 1.4 | 1.3 |
EURJPY | 1.5 | 1.7 |
GBPJPY | 2.3 | 2.5 |
AUDJPY | 2.1 | 2.1 |
EURUSD | 1.2 | 1.2 |
GBPUSD | 1.9 | 1.6 |
AUDUSD | 1.9 | 1.5 |
AXIORYとTitanFXのスプレッドもかなり狭いのですが、iFOREXにはかなわなかったという結果です。
しかしAXIORYなどは、スプレッド・約定力・サポートや信託保全などの取引環境の良さという総合的な点でユーザーから高い評価を受けています!
そのため、スプレッドだけではなくスプレッドと他の取引環境も加味したい方はAXIORYがおすすめです!
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スプレッドが1番狭い海外FX業者はiFOREX
ここまで海外FX主要会社のスプレッドを比較した結果、もっともスプレッドが狭いのは、「iFOREX」でした。
主要通貨ペア | iFOREX |
---|---|
USDJPY | 0.8 |
EURJPY | 1.2 |
GBPJPY | 2.3 |
AUDJPY | 3.0 |
EURUSD | 0.7 |
GBPUSD | 1.0 |
AUDUSD | 0.8 |
固定制スプレッドでありながら平均スプレッドがもっとも狭いのは、すべてのトレーダーにメリットがあります。
また、レバレッジ制限でレバレッジの倍率が下げられることがなく口座タイプが1種類というシンプルさは、初心者の方にも取引しやすいでしょう。
iFOREXは、1996年創業のFXマーケットの誕生と共に歩んできた老舗ブローカーです。
2018年、FX取引システムの大改革を実施、以来固定制スプレッドを採用した先駆け的存在として欧州でも人気を集めています。
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海外FX会社をスプレッド比較からランキングで紹介!
スプレッドを比較した結果から、総合的な海外FX会社のおすすめを紹介していきます。
海外FX業者を選ぶには、スプレッド以外にもレバレッジや日本語サポート力なども重要です。
1.スプレッドとロスカット水準業界最強:iFOREX
iFOREX | |
---|---|
最大レバレッジ | 400倍 |
取引通貨ペア | 82種類 |
取引ツール | FXnetView |
ロスカットレベル | 0% |
ゼロカットシステム | あり |
サポート時間 | 月-金 GMT 04:00-12:00 |
日本語サポート | あり |
スプレッドだけで考えればiFOREXが1番狭かったですね!
最大レバレッジは400倍で少し物足りなく感じるかもしれませんが、レバレッジ制限がないのと、ロスカットレベルが0%で業界最高水準を誇っています!
取引ツールが特殊で独自で作られたFXnetViewというツールしか使えないのが少しネックです。
スプレッドが狭いのに入金ボーナスがある業者も珍しいです。AXIORYではたまにしかボーナスは開催しませんし、そもそもTitanFXではボーナスは開催していません。
しかし、ロスカットレベル0%や低スプレッドなのに$2,000の入金ボーナスがあることから、資金面での注力を加味するとかなりの優良業者となります。
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2.全てにおいて高水準の取引環境が揃っている:AXIORY
AXIORY | |
---|---|
最大レバレッジ | 400倍 |
取引通貨ペア | 61種類 |
取引ツール | MT4,MT5,cTrader |
ロスカットレベル | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
サポート時間 | 月曜から金曜 9:00-24:00 |
日本語サポート | あり(多言語対応) |
AXIORYはユーザーからの評判がかなり良いことで有名な業者です!
その理由として、安全性、スプレッドの狭さ、取引ツールの豊富さ、約定力、サポート対応の幅広さなどかなり多くの場面で光るものがあるからだと考えられます。
特に目立ったボーナスなどはありませんが、半年以上続けるならボーナスよりも環境の良いAXIORYで取引をするのがおすすめです!
国内から移行してくる方も、完全に初心者の方もAXIORYはおすすめできる万能な業者となっています!
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3.スプレッド狭く、スキャルピングもサクサク:TitanFX
TitanFX | |
---|---|
最大レバレッジ | 500倍 |
取引通貨ペア | 220種類以上 |
取引ツール | MT4、MT5、FX自動売買ソフト(EA) |
ロスカットレベル | 20% |
ゼロカットシステム | あり |
サポート時間 | 24時間 |
日本語サポート | あり |
TitanFXはFXを5年〜10年やっている猛者が好んで使う業者です。
プロトレーダーから使われているということは、それだけ取引環境が充実していて、信頼されている業者ということでもあります。
日本人スタッフ、日本語対応でサポートも24時間通して行っており充実しています。
TitanFXも取引環境を武器としており、業界で一番の約定力やトップクラスのスプレッドを誇っています。
サーバーを各地に配置してサクサクトレードできるようにしていますし、約定力も高いのでスキャルピングなど負荷のかかる取引も可能です!
両建ても同一口座間ならできるので、TitanFX1つだけで完結してしまう人もいます。スタンダード口座と、さらにスプレッドの狭いブレード口座があるので、それぞれ自分に合った口座を開設しましょう!
海外FX業者のスプレッド比較【ECN口座】
海外FX業者にはECN口座とSTP口座という、2種類の口座タイプがあります。
基本的には手数料が取引ごとにかかるがスプレッドの狭いのがENC口座、スプレッドが通常だが手数料がかからないのがSTP口座と考えて良いでしょう。
今まで比較していたのはSTP口座なので、ここからは低スプレッドと呼ばれているECN口座同士で比較していきます。
<IronFX・Bigboss>のECNスプレッド比較
主要通貨ペア | IronFX($13.5) | BiGBoss($9) |
---|---|---|
USDJPY | 0.3 | 1.3 |
EURJPY | 0.3 | 1.3 |
GBPJPY | 0.5 | 1.1 |
AUDJPY | 0.8 | 1.8 |
EURUSD | 0.3 | 1.2 |
GBPUSD | 0.3 | 2.1 |
AUDUSD | 0.4 | 1.1 |
こちらの結果はIronFXの方が狭いということになりました。
しかし、IronFXは手数料が$13.5/ロットかかるのでもしも使うならIronFXではなくXMを使うと良いでしょう!
iFOREXはそもそも口座タイプが一つしかないため、ここでは比較していません。
XMは2つともボーナスが豪華でスプレッドも狭いですが、人気力や最近の出金拒否などから言えばXMの方が良いと言えます。
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<TitanFX・AXIORY>のECNスプレッド比較
主要通貨ペア | AXIORY($6) | TitanFX($7) |
---|---|---|
USDJPY | 0.8 | 0.33 |
EURJPY | 0.8 | 0.74 |
GBPJPY | 2.3 | 1.45 |
AUDJPY | 1.0 | 1.12 |
EURUSD | 0.3 | 0.20 |
GBPUSD | 0.9 | 0.57 |
AUDUSD | 0.7 | 0.52 |
AXIORYとTitanFXだと基本的にTitanFXの方がスプレッドが狭いことがわかります。
TitanFXとAXIORYの取引手数料はそこまで変わらないので、特別な理由がない場合のみTitanFXにしておくのが良いでしょう!
海外FXのスプレッドの種類を紹介
・固定スプレッド
・変動スプレッド
固定スプレッド
固定スプレッドとは、スプレッドの広さがほぼ一定で変化の少ない方式です。
海外FXでは変動スプレッドを採用している業者がほとんどですが、数社で固定スプレッド方式を採用しています。
この記事で紹介した海外FX主要会社のうち、固定制スプレッドを採用している業者はiFOREXです。
固定制スプレッドのメリットは取引コストが安定するため、トレードの成果があがりやすいことです。
大型の経済指標発表時に相場が荒れる時にも極端にスプレッドが広がることがないため、安心して取引ができます。
デメリットとしては、完全に固定制ではないため早朝の時間帯などは変動制ほどではないもののスプレッドが広がることです。注文方式がDD方式でユーザーと業者が相対取引なので取引の透明性が低いことは否めません。
DD方式を採用している業者は、ユーザーの注文と同じか反対の注文を同時に出すカバー取引をしてユーザーが利益をあげた場合の損失を防いでいるため、固定制スプレッド方式が実現しています。
総合的には変動制の業者と比べて安定しているので、スプレッドが変わりづらい環境が良い方におすすめです!
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変動スプレッド
変動スプレッドはスプレッドの幅が一定ではなく、市場の動向や取引状況によってスプレッドが変化していくことをいいます。
この記事で紹介した海外FX主要会社のうち、変動制スプレッドを採用している業者は以下の6社です。
- XMTrading
- FXGT
- BiGBoss
- IronFX
- AXIORY
- TitanFX
変動スプレッド制のメリットは、理論的にはトレーダーは常に狭いスプレッドで取引できるところです。
指し値注文がまばらに入ってしまうような環境だと、ユーザーが注文を入れても値が滑ってしまい本来とは乖離した不利な価格で約定してしまう場合があります。
これを防ぐために、今注文しても値が滑る可能性があるとスプレッドを広げてトレーダーに知らせるわけです。
つまりトレーダーは、注文を滑らないようにするために狭いスプレッドの時を狙って取引することが可能となります。
デメリットは、チャンスを感じてもスリッページが起きそうな場合はエントリーを見送らざるを得ないことや、広がったスプレッドにストップロスが引っかかってしまい損失が出やすいことです。
ただし、変動制スプレッドを採用している業者の注文方式はNDD方式で取引の透明性が高いと言えます。
取引の透明性を優先される方には、NDD方式を採用しているFXGTやXM Tradingがおすすめです。
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まとめ 海外FXスプレッド主要会社比較について
- 海外FX主要会社で一番スプレッドが狭いのは「iFOREX」
- 海外FXのスプレッドは固定制スプレッドと変動制スプレッドがある
- 相場の流動性が低いときの取引は、固定制スプレッドが有利
- 透明性が高い取引を優先するならNDD方式を採用しているAXIORYやXMを選択するとよい
今回は、海外FX業者のスプレッドは、どこが一番狭いのか?というテーマで解説しました。
スプレッドは毎回の取引にかかるコストですから、取引コストを抑える意味では大切な業者選定基準となります。
また、約定力が低い業者ではスリッページが発生し、隠れスプレッドが取引毎に上乗せされる可能性もあります。
海外FXのスプレッドをできるだけ抑えながら、有利にトレードを進められるように業者を選定していきましょう。
まだ海外FX業者での口座をお持ちで無い方は、本記事で紹介した「iFOREX」や「XM Trading」から使ってみてはいかがでしょうか?
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