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FOFXが詐欺業者である可能性が高いのはなぜ?その理由を解説します!

FOFXが詐欺業者の可能性が高い理由を詳しく解説する記事のアイキャッチ画像

「FOFXって怪しいけど大丈夫なの?」
「FOFXは使わない方が良い?」
「FOFXでの取引を勧められているけどどうすれば良いの?」

このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

海外FX業者の中には、詐欺まがいの行為を行う業者や実際に詐欺を働いている業者も少なからず存在します。

結論から述べると、FOFXは詐欺業者である可能性が高いです。

本記事では、海外FX業者であるFOFXの基本的な情報からFOFXが詐欺業者であると考えられる理由について解説していきます。

本記事で分かること
  • FOFXは会社情報などが極めて薄く信憑性に欠ける業者である
  • 金融ライセンスについて虚偽の記載がなされており詐欺業者である可能性が高い
  • FOFXでの口座開設を勧誘してくるサロンやアフィリエイターには要注意!
  • 今のところ出金拒否の事例は確認されていない。しかし、出金拒否するだけの資金が集まっていない可能性が考えられ、入金しない方が良い
  • FOFXには信託保全など顧客資産に関する記載がなく、資産を預けるべきでない
目次

FOFXの基本情報を紹介

FOFXの基本情報
FOFXの基本情報を紹介
  • 会社情報
  • 金融ライセンス
  • 特徴

2021年に設立された海外FX業者である「FOFX(FOTrading)」とは、一体どのような業者なのでしょうか?

会社情報

FOFXのロゴ
運営会社Youtex Limited
ライセンスラブアン(会社番号LL17581)
FOFXの基本情報

通常の海外FX業者であれば、運営会社だけでなく、本社所在地や設立年についても記載されているケースが多いでしょう。

しかし、FOFXについては、サイトの下部に上記の情報が記載されているのみです。

公式サイト自体もシンプルであり、具体的な情報がほとんど記載されていません。

会社としての情報があまりにも少なく、どういう会社なのかが分かりにくい不透明な業者であるといえるでしょう。

金融ライセンス

では、FOFXの金融ライセンスは、実際のところどのようになっているのでしょうか?

公式サイト上を確認してみると「FOTradingは、Youtex Limitedの商品名です。Youtex Limitedは、会社番号LL17581、ラブアンに登録されている会社です。」となっています。

一方、FOFXの取引規約を確認してみると、運営会社については英語で以下の通り記載されていました。

FOTrading is the trade name of Damico Limited with company number 25971 BC 2020 is a company registered in St.Vincent and the Grenadines.(FOFX取引規約より出典)

日本語に翻訳すると、「FOTrading は、Damico Limitedを運営会社として、セントビンセント・グレナディーン諸島(会社番号 25971 BC 2020)にて登録されている」となり、社名と会社名が相違していることが分かるでしょう。

また、実際に登録されているかどうかを調査してみたところ、YoutexLimited及びDamico Limitedのどちらについても登録が確認できませんでした。

「金融ライセンスを保有しているかどうか?」は、海外FX業者選びにおいて重要なポイントの1つといえます。

FOFXに関していえば、金融ライセンスを保有していると謳っているものの、実際には登録が確認できていません。

公式サイト上と取引規約の内容が相違しているだけでなく、登録すらされていない点は、詐欺業者である可能性が高いと判断でき、警戒が必要な業者といえるでしょう。

特徴

口座タイプ1種類(STP/ECN口座)
最大レバレッジ200倍
スプレッド0.5~
ロスカットレベル80%
ゼロカットあり
通貨ペア数300
取引プラットフォームMT4
口座開設・入金ボーナスなし
FOFXの詳細

FOFXの公式サイトを確認すると、「証券会社を介さない世界初の取引システム」を謳っており、業界最小水準のスプレッドが強みといえるでしょう。

口座タイプについてはSTP/ECN口座の1種類のみ。

STP/ECN口座のため、取引方式は透明性の高いNDD方式を採用しているかと思いきや、取引規約上では「OTC取引」と記載されており、DD方式である可能性が高く、矛盾が生じている部分といえるでしょう。

海外FXのメリットでもあるレバレッジも最大200倍と海外FX業者としては低めに設定されています。

また、海外FX業者のもう1つのメリットであるゼロカットシステムは採用されているものの、口座開設や入金時のボーナスは設定されていません。

取引環境に力を入れるため、ボーナスを提供していない海外FX業者もありますが、こうした業者と比較しても口座スペックが良いとはいえないでしょう。

リクオートや約定拒否のないシステムづくりを行っているとの記載があり、99%の注文が1秒未満で執行されているとのこと。

記載が正しければ、約定力の高い海外FX業者といえますが、その他の詳しい情報が公表されておらず、矛盾点も多いため、信憑性の薄い情報といえるでしょう。

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FOFXは詐欺業者なのか?

FOFXが詐欺業者なのかを説明
FOFXは詐欺業者なのか?
  • 詐欺業者の条件は揃っている
  • 他の業者を貶めている業者は良くない

FOFXの基本的な情報を見る限り、信憑性が薄く、信頼に足る海外FX業者とはいえず、詐欺業者である可能性が高いといえるでしょう。

では、どういった点が詐欺業者であると考えられるでしょうか?

詐欺業者の条件は揃っている

FOFXは、詐欺業者であるとの判断に必要な条件が揃っています。

まず、金融ライセンスに関する記載が曖昧であり、記載されている金融ライセンスを確認してみると実際には登録されていませんでした。

海外FX業者を選ぶうえで重要なポイントとなるライセンス面で虚偽の記載がある点は、不信感が大きくなるポイントです。

また、FOFXに関するTwitter上でのツイートなどを調べてみると、ライセンスの記載もなく、過度なアフィリエイター行為も目立っていました。

また、こうしたアフィリエイター行為を行っていた人たちのアカウントは、現在では削除されています。

これらの点から総合的に判断すると、FOFXが詐欺業者である可能性は高いといえるでしょう。

他の業者を貶めている業者は良くない

FOFXでは、公式サイト上に他の海外FX業者のスプレッドとの比較表を掲載しており、自社のスプレッドが狭く有利であるといったアピールを行っています。

こうした比較表を掲載して、あたかも自社が優れているようにアピールして、他社を貶めるような行為は、厳に慎むべき行為といえるでしょう。

こうした他社を貶めるような行為によって、大手の業者が倒れるようなことがあれば、海外FX全体に大きな影響を与えかねません。

海外FX全体が衰退するような状況になれば、FOFXも同様に影響を受けてしまい、運営が成り立たなくなる可能性が高いでしょう。

海外FX全体への影響を考慮せず、他社を貶めるような行為を行っているのは、短期的に稼ぐ(=詐欺的な運営を行う)ことしか考えていないといえます。

こうした点も、FOFXが詐欺業者である可能性が高いと判断する材料になるといえるでしょう。

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FOFXを勧誘してくるサロンがある

FOFXに勧誘する怪しいサロンの説明

FOFXは、詐欺業者の条件が揃っており、他社を貶めるような行為など詐欺業者である可能性が拭いきれない海外FX業者といえるでしょう。

しかし、詐欺業者である可能性が高いにも関わらず、FOFXでの口座開設や取引を勧めてくるサロンも存在しています。

こうした勧誘があった場合、まず入らないようにしましょう。

FOFXが詐欺業者であると確定している訳ではありません。

しかしながら、会社に関する情報が少なかったり、金融ライセンスが曖昧であったりと詐欺業者と判断できる条件が揃っている業者といえます。

そんな中で、FOFXで取引を勧めてくるのは、怪しいと思わざるを得ないでしょう。

もちろん、FOFXで取引をしたり、サロンに入会したりするのはあくまでも自己責任です。

出金拒否の手続きをされたとしても仕方がないと思って加入する必要があります。

例え、サロンに勧誘してくるのが有名なアフィリエイターの方であったとしても、FOFXが詐欺業者でないとは言い切れません。

FOFXで取引をするのであれば、その点を理解したうえで、取引するようにしましょう。

FOFXで出金はできる?

FOFXで出金は可能なのかを説明

FOFXは詐欺業者である可能性が高い海外FX業者ですが、実際にFOFXで出金は可能なのでしょうか?

TwitterなどのSNSでの口コミを見てみると、今のところ出金拒否されているといった報告は見当たりませんでした。

一方、高額出金の報告もなく、確認が取れているものとしては、6万円ほどの少額出金となっています。

高額の出金拒否の報告がないのは、おそらく出金拒否を行うほどの資金が集まっていない可能性が考えられるでしょう。

出金拒否の報告がないとはいえ、高額な入金を行った場合に問題なく出金できるかどうかは分かりません。

万が一、出金拒否をされた場合には泣き寝入りするしかない可能性が高いですので、FOFXで取引を行うのはおすすめできないでしょう。

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FOFXの信託保全は?

FOFXの信託保全の内容を説明

海外FX業者を選ぶうえで、顧客資産の信託保全や分別管理は重要なポイントの1つです。

信託保全がなければ、万が一、FX業者が破綻してしまった場合、預け入れていた資産を顧客に返還する義務が発生しません。

また、分別管理が行われていない場合、顧客の預け入れた資産が会社の運営資金に利用されてしまう可能性も考えられるでしょう。

では、FOFXの信託保全はどうなっているのでしょうか?

公式サイトを確認したところ、FOFXでは、信託保全や分別管理といった顧客資産の取扱に関する記載がありませんでした。

取引規約についても信託保全や分別管理といった顧客資産に関する記載は見当たらず、資産がどのように管理されているかが不明となっています。

万が一の場合に、トレーダーの預け入れた資産がどのように補償されるのかが分からず、資産を持ち逃げされる可能性も否定できないでしょう。

これでは、大切な資産を安心して預けられる業者とはいえません。

FOFXを利用するのであれば、こうした点もしっかりと理解したうえで、自己責任で取引するようにしましょう。

FOFXの総評は?まとめ

FOFXが詐欺業者の可能性が高い理由を詳しく解説する記事のまとめ
FOFXの総評は? まとめ
  • FOFXは会社情報などが極めて薄く信憑性に欠ける業者である
  • 金融ライセンスについて虚偽の記載がなされており詐欺業者である可能性が高い
  • FOFXでの口座開設を勧誘してくるサロンやアフィリエイターには要注意!
  • 今のところ出金拒否の事例は確認されていない。しかし、出金拒否するだけの資金が集まっていない可能性が考えられ、入金しない方が良い
  • FOFXには信託保全など顧客資産に関する記載がなく、資産を預けるべきでない

本記事では、FOFXについて詳しくご紹介してきました。

FOFXは詐欺業者である可能性が極めて高い業者であり、FOFXでは口座開設すべきではないといえるでしょう。

詐欺業者に騙されないためには、各海外FX業者についての情報を得たうえで、ある程度信頼度の高い業者の中から業者を選定するのがポイントです。

したがって、海外FX業者を選ぶのであれば、信頼度の高い海外FX業者であるXM Trading(XM)を利用するのがおすすめです。

日本人ユーザーも多く、人気の高い海外FX業者であるXMでは、最大1,000倍ものレバレッジで取引でき、リクオートや約定拒否もなく安心して取引できる環境が揃っています。

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この記事を書いた人

木田 陽介のアバター 木田 陽介 株式会社CoinOtaku 代表

2016年から仮想通貨・為替トレードを開始。2017年に株式会社CoinOtakuを共同で創業する。翌年の2019年に「超ど素人がはじめる仮想通貨投資」を出版。同年にCoinOtakuの代表に就任し、12月にはオンラインサロンの入会者数が5000人を突破する。2020年に東証二部上場企業のビートホールディングスに6億円でM&Aをし、同企業にて2020年10月〜12月の3ヶ月間で仮想通貨運用益2500万円を達成する。

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